お花を仕事にしたいと思い、とりあえずスクールに通って資格を取らなければいけないと思っておられる方がたくさんいらっしゃいます。結果から言うと、アレンジメントの資格やディプロマなんてなくても立派に副業や起業は出来ます。国家資格以外の資格は民間資格ですし、ディプロマはそのフラワースクールが独自に発行したりしています。なんの効力もありません。
○○協会フラワーコーディネーターなんていう資格は○○協会の「いいカモ」です。そこの協会の資格を取っただけで、資格発行料や、登録料の支払いや、年会費を毎年払うことになったり、花材資材を協会から高い価格で買う事になったり（高いので全然利益が出ません）あれをするなこれをするなと商品を自由に作れなかったりということが往々にあります。
私も20代の頃、大手フラワースクールにとりあえず資格を取りに行きましたが、6回ほど通い、回数が終われば資格が貰えるという感じで、全く技術も付いていないのに不安が残るまま資格がもらえました。世の中の民間資格はそんなものかもしれませんが・・・。
その当時は花屋に勤めるためにフラワーアレンジメントの資格があれば採用してもらいやすかったのでとりあえず履歴書に書いてアピールできるということだけで資格を取りました。でも大手フラワースクールで習ったアレンジメントが花屋で通用するデザインかというと全く違いました。（バラ、カーネーション、カスミソウなどが定番でかなりダサい）少し出来ます的な感じで入社するとやはり頭を打たれました。そこから自費で花材を買い、早く流行のものを作れるようにとかなり自主練をしました。
花屋ではまずお客様のオーダーを聞いてお客様の好みに作れないといけません。そしてもちろん利益を出さないといけないので、使う花のコストを考えながら、ロスを出さないように、なるべく先に仕入れたお花から使い、先入れ先出しを考えながら10分程で作らないといけないのです。果たしてこの作業が大手フラワースクールで習えるでしょうか？
とりあえず資格やディプロマを取らないとと思っているあなたにちょっと待った!と言いたいです。起業するのに肩書が欲しいなら、自分で肩書を作ればいいです。「アーティフィシャルフラワーデザイナー○○」と名刺に書けば大丈夫です。お客様は、センスのいいオシャレなお花が適正価格で欲しいだけです。あなたの肩書はそこまで意識していません。資格はあっても邪魔にならないという程度です。○○協会の資格を持っているからと言って売れる保証がある訳でもありません。
一番重要なのはお客様の要望に応え、オシャレでセンスあふれる商品を綺麗にラッピング出来ることです。世に出せる商品が作れたらフラワー資格やディプロマはなくても全然大丈夫です。当スクールは資格やディプロマは出さず、生徒さんがコース修了後にすぐにお仕事が出来るよう、ひたすらアレンジメントの基本の練習とラッピングなどの花仕事をお教えし、SNS活用、オンラインショップ開設までお手伝いいたします。現場で培った経験をしっかりお伝えしたいと思います。園芸店、生花店、アーティフィシャルフラワーショップで経験を積んだ講師西野にお任せください(^^)
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