病院、クリニックにおけるお見舞い花、ディスプレイに造花という選択肢

NHK連続テレビ小説「スカーレット」(第141回、2019)『小さな希望を集めて』より画像引用
NHK連続テレビ小説「エール」(第113回、2020)より画像引用
映画「プラダを着た悪魔」(2003年、米)より
映画「君の膵臓が食べたい」(2017年、日本)

生花をお見舞い花として送ることを禁止する病院が増える

今回ブログ記事を書くにあたり、『病院』、『入院』、『お見舞い』で画像検索をして出てきたドラマ、映画の一場面の画像を列挙したものです。

古今東西を問わず、病気で入院されている方に対して、花や植物を贈って、少しでも癒やしを感じてもらったり、気分転換を図ってもらおうという気持ちに変わりはないようです。
ただ、現在、日本の多くの病院において、お見舞い用の”生花”を贈ることを禁止しているところが増えています。

これは、 下記の引用文献が詳しいので、抜粋してご紹介します。

・2002年に大阪府内の病院で、院内の花瓶を調べたところ、緑膿菌などの細菌が検出された。
・花瓶の緑膿菌の水汚染が院内感染源になる可能性があるため、同院で花の持ち込みを禁止。
・2005年にこれに関する新聞報道がなされ、他院でも生花の持込みを全面禁止するところが増えた。
・日本感染症学会では、移植、AIDS患者の病棟をのぞき院内感染の感染源にはなりにくい。
・農林水産省、厚生労働省の見解では、現行法令で生花の持ち込みを制限するものはなく、医療機関に働きかけも行っていない旨。
・(一社)日本花き卸売市場協会と花き卸会社(株)「なにわ花いちば」が、2014年に実施した調査で医療機関への生花の持ち込みについて、全面禁止が26%、一部禁止が35%、持ち込み可が39%であった。

『お花と病院』:一般社団法人 日本花き卸売市場協会、株式会社 なにわ花いちば編 より引用

上記、引用文献によれば関西圏において生花全面お断りの病院が多く、広島、九州では少ないとされています。
しかしながら、私の知り合いの医療関係の方々にお話しを聞くと、多くの医院において生花の持ち込みは禁止されているそうです。
やはり、行政、学会において禁止はされていないものの、生花が感染源になる可能性が0ではないためだそうです。
また、実際に職場で勤務している方のお答えとして、感染源の他に、

  1. 花粉アレルギーの方への配慮
  2. 仕事中にあやまって花瓶を壊しそうになることもあるので気を遣う
  3. 花の香りが院内にたちこめて、これを嫌がる方もおられる
  4. 虫がついていたことがある

等のご意見をいただきました。

ただ、やはり花、植物のもつ癒やし効果は絶大です。
このような病院へのお見舞い花としては、造花が大きな味方になってくれます。

病院、クリニックのお見舞い花、ディスプレイに造花という選択肢

生花に比較して、衛生上、有利な造花は患者さんのお見舞い花にご利用出来る上、患者さんへの癒やし効果を込めたディスプレイとしても使用できます。 上の画像は、歯科クリニックのディスプレイとして製作したガーデンです。

歯医者さんが苦手な私ですが、このようなディスプレイは診療の際の緊張感が紛れますし、また、実際、ここで働いておられるスタッフさんにも診療室が華やぎ好評ですとの感想をいただきました。

病院、クリックへのお見舞い、ディスプレイに造花という選択肢も是非ご検討いただければ幸いです。

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