アーティフィシャルフラワーアレンジメントを本物に見せるガーベラの使い方

今、フラワーJOBコースレッスンがどんどん進んでいます。今回の0期生さんはアーティフィシャルフラワーを扱うのはほぼ初めての方達ばかりです。さらにアレンジメント制作も初めてという方もいらっしゃいます。そのような初心者さんにもアーティフィシャルフラワーとは?や、フラワーアレンジメントの基本スタイルを一からしっかり学んでいただきます。

最初は基本中の基本の「ラウンド」というスタイルをレッスンしますが、これがとても難しく、フラワーアレンジメントを作る上での基本が凝縮されているスタイルです。

私は生徒さんには「まずは基本をしっかりマスターしてから、後にスタイルを崩して各自の色を出してください」とお伝えしています。
逆をやると、すぐ自分の商品バリエーションに限界が来てしまいます・・

目次


アーティフィシャルフラワーアレンジ制作には生花を知っておくとことがベストです。


その理由は、生花がどのようにして地から生えているか、太陽に向かってどう咲くかなどを再現することが大事なポイントとなってくるからです。

これを知らずして造花を生花に似せることはできません。
今や造花商品は世にたくさん出回っています。お客様の目も肥えてきています。
選ばれる商品を作るには生花を意識して細部もしっかり生花に似せて作っていきましょう。

普段の生活でも植物を育てたり、意識して観察してみるとか、できることはたくさんあります。
アーティフィシャルフラワーのお仕事をするにも本物の植物を知っていることで商品に深みが出てきます。
まずはデザインより基本を学びましょう!

わかりやすい例えがガーベラの挿し方です

ガーベラの

ガーベラはとても人気の花で、リクエストも多いです。
アーティフィシャルフラワーのガーベラも本物そっくりに作ってあり、単価も安いので、よく使います。

人気があり、よく登場するガーベラですが、アレンジメントに入れるには少々難易度のあるお花です。
難しい点はアレンジメントに挿す時に、お花の向きを気をつけなければならないからです。

ガーベラは切り花で売っている時、少々花首が前傾しています。(品種によりまっすぐなものもあります)
アーティフィシャルフラワーのガーベラも、忠実にそこを再現してあります。

生花のアレンジメントの場合、水を含ませた吸水性スポンジにお花を挿していくのですが、ガーベラを挿す際は花の向きに注意して挿していきます。

ガーベラは吸水性スポンジに挿すと、自力で花首を太陽にの方向に向けます。
ですので造花アレンジメントでガーベラを使う際は、この花首の向きを再現します。

では画像でご説明します。

下の手に持ったガーベラの花首の向きに挿しがちなのが素人さんです↓↓↓
花を正面に向けているから正解のような気はしますが・・・

このように挿しても後に花首が太陽の方を向くのです。後ろのアレンジメントのガーベラの向きが正解です。

↓↓下の画像のようにガーベラの花を太陽に向けて挿します。こうすることでより本物感が出てくるのです。
ラウンドのデザインでは特にこの花首の向きに注意してくださいね。


花首を正面にして入れてしまうと、ラウンドの丸い形がガーベラの花首のところだけ急斜面になってしまい、丸い形が崩れてラウンドではなくなってしまうのです。

おわかりいただけましたでしょうか?
このように生花を知っておくと、造花アレンジメントに役に立ってくるのです。

アーティフィシャルフラワーのデザインを勉強するだけでなく、植物全体の知識を持つことであなたの商品に深みや独自性が出てきますよ!

わからないことがあれば生花、園芸、園芸療法出身の講師西野にいろいろご質問くださいね(^^)
では今日もお二人の生徒さんにマンツーマンオンラインレッスンです!
今日も頑張りましょう!



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