２０２０．１．１１
こんばんは(^^)
広島のガーデニングコミュニティ
hanatripの園芸療法士kiyoです
お花活動を通じて
頑張っている女性の
ココロとカラダを
明るく元気にする
ワークショップやセラピーを
行っています
さて昨日の話ですが
園芸のお仕事では
商品の入荷日でした
もう市場には
たくさんの春のお花が
出始めています
春のお花っていえば
何を想像しますか？
春は球根植物のお花が
目白押しです
ラナンキュラス
アネモネ
ヒアシンス
フリージア
スイセン
チューリップ
ムスカリ
昨日の入荷のお花の中に
これだけの球根植物の
入荷がありました(^^)
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↑
私の好きな
ラナンキュラスです
丸いつぼみが
本当に愛らしいですね(^^♪
今は品種改良も進み
色のバリエーションも
かなり増えています
DSC_0887
DSC_0892
今の若い方には
オーソドックスな
赤、黄色、白、ピンクみたいな
はっきりした色よりも
この写真のような
少しアンティークな色や
くすんだ色が人気です
言い方を変えれば
昔からあるありきたりな色では
売れなくなってきているということで
花市場の方、仲卸業者の方
生産者さんも
今まで売れていた花が売れないと
頭を抱えていらっしゃいます
お花を植えるのも
価値をお伝えする必要がある
ということです
今若者のガーデニング離れが
言われています
衛生的な問題
（土を触りたくない、虫が苦手）
時間的な問題
（子育てや仕事で忙しい）
↑私はこれでした
経済的な問題
（基本お花は贅沢品ですから
節約の対象になってしまいます・・・）
知識的な問題
（植え方、育て方がわからない）
いろんな要因があると思います
育った環境に花が無かったら
季節ごとの植物の変化にも
気づきにくなるでしょうし
そもそもガーデニングをする
ということが
アイディアにないかもしれません
後は
地域の花屋が少ないとか
ガーデニングを教えている教室が
少ないなど
↑
ここが一番の問題ですが・・・
売る側も
お花が売れないお花が売れないと
言っていないで
若者がどうしたら
植物に興味を持ってくれるか
早急に考えて実行するのみです
今の若い消費者は
「体験」に対価を払います
楽しく価値ある体験には
もはや糸目はつけないそうです
私たちも店頭にお花を並べていても
売れない時代になりました
なので
役に立つPOPを書いて説明したり
寄せ植えを作って提案したり
いろんなアプローチをします
それもセンスが良くないと
若い方には受け入れてもらえません
センスをふくめ
花業界全体が
若者に植物の価値を伝える
動きをしていかないと
本当に花と緑が少ない街に
なってしまします
かろうじて街に花と緑があっても
行政と花市場だけが
一生懸命頑張っていて
植物が面白い「コト」なんだよと
気づいてもらえないかもしれない
まずは若い方たちに
ガーデニングを始めたら
どんな世界があるのか
ということを
お伝えしていくのが当面の目標です
私の考えるガーデニングのよさは？
例えば園芸療法などの良さで
よく言われることは
植物を用いて
五感を刺激し
心身ともに元気になれるということです
ざっくりそういうことなんですが
私はもっとその奥があると思っています
「癒される」という
メリットがありますが
それ以上に家族や周りの方にも
とてもいい影響があると思っています
植物と人間の仕組みは本当に似ています
先ほどの球根ですが
球根っての根の塊に
パワーを溜めて溜めて
時期が来たら
誰に言われるということもなく
自ら温度を感じて
一気に地上に芽を出し
花を咲かせるんです
そしていい香りをさせて
人々に季節の訪れを知らせます
陽の目が当たらない時期も
しっかり目標に向かって努力し
その時が来るまで
じっと耐えて踏ん張っているんです
このように球根一つにとっても
仕組みを知ると
植物も頑張ってるんだから
自分も頑張ろう！なんて
勇気をもらえたりするんですよね
そうすると
さぼりそうになってた家事も頑張れたり
子どもにしっかり向き合おうと
優しくなれたり
いろんな気づきをくれ
自分も成長できるんです
土、肥料なんかも深く知ると
植物が育つことって
本当に人生そのものだなと
思うことがあります
自分が悩んだり
落ち込んだり
迷ったりするとき
植物に触れてみるのもいいと思います
自分を肯定してあげてください(^^)
そして
植物を楽しんでいる
自分も好きになれますよ(^^)
若い方にも是非
楽しんでほしいなと思います
春が待ち遠しいですね(^^♪
