先月末、車でたまたまFMラジオを聞いていた時のこと、”東京銀座”にまつわる何とも粋で非常に心地の良いお話を聞ききました。
銀座と言えば、日本における”観光、文化”の玄関口。
地方在住の私にとりましては、その言葉、響きからも憧れの街でもあります。
国内のみならず海外からの観光客も多く訪れる街であるがゆえ、昨年から続くコロナ渦で商業的にかなりのダメージを負ってしまったとのこと。
そんな大変な中、銀座にある老舗の和菓子屋さん『木挽町よしや』さんの三代目斉藤大地さんが発起人となり、Instagramを利用した『銀座もの繋ぎプロジェクト』を立ち上げられました。
詳細は、上のリンクの中に語られていますが、このプロジェクトは銀座でご商売をされている方々のお店の品や料理などの”もの”を次々に交換しながら紹介していき、コロナ渦が終息した時に再びお客様が戻ってきますようにと願って始められたそうです。
非常にユニークなのは、登場されている方には、落語家(金原亭馬生さん)もおられて手ぬぐいを交換紹介されているなど、よく観光本で見られるような単なる”お店、商品紹介”ではなく、”銀座の街”が力を合わせて情報発信をされているところが良く伝わり、何とも粋、口角あがるお話しとラジオを拝聴しました。
その次の日になりますが、
不思議なことにInstagramで私のお店をフォローされてていた銀座でご開業されている『銀座岩盤温浴 暖dan』様より、商品のお申し込みがありました。
お客様をお迎えする入口に飾り、その前で写真を撮影されるようなディスプレイがほしいとのこと。
昨年から続くコロナの影響で、私の仕事も対面販売を中心としていたためかなりのダメージを受けました。現在ではオンライン営業の切り替え、今も四苦八苦しながら取り組んでいるところです。
皆、大変です。
コロナ渦で変容した日常の中、まだまだ終息が見えない今、
暖さまには、私の仕事を認めて発注して頂いたことに感謝の想いとともに、
ラジオで聞いた”銀座”のことも合わせ、皆、元気で頑張りましょう!との気持ちで作品を造りあげました。
このような気持ちを込めた作品が”銀座”を盛り立てようとする方々の思いと同じに飾られることを誇りに思います。