アーティフィシャルフラワーの仕事を始めたときに気をつけることは？

2021 7/20

2021.07.20

昨日もオンラインによるJOB コースのレッスンがありました。
全国からお仕事にしてみたい方にお申し込みいただいており、オンラインですが皆さんとても熱心にご受講いただいております。

お忙しい中、１００均で練習用の造花を買ってこられ、基本のラウンドを練習してくださったり、集中しすぎて気がついたら夕方までやっていましたという方もいらっしゃり、そのやる気が私もとても勇気づけられて更に頑張ってお伝えしないといけないなと思うばかりです。

たくさんお花を触られた人はどんどん上達していきます。これは紛れもないホントの話です。アーティフィシャルフラワーに触れば触るほど新しい気づきもあり、扱い方も上手になり、お花選びも上手になっていきます。
まだまだお仕事になるかどうか不安なところもあるかと思いますが、どんどんいろんなお花を触っていきましょう！

まだデビュー前なのにオーダーが入ることが！？

新しいことを始めるとつい、家族や友人に話してしまいますよね(^^)どんどん自分の始めたことを周りに言うのはいいことだと思います。言った手前、やり通さないと格好が悪いですもんね(^^)

仕事を始めることになってもまずは自分の身の回りの応援してくれそうな人に伝えると思います。そうすると、「そうなんだ！じゃあ今度プレゼントしたい人がいるから５０００円くらいのお花を作ってよ！」と、その場でオーダーが入ることがあります。

一瞬、「えっ！」って固まってしまいます。私はまだ修行の身だし、ちゃんと希望通りの商品が作れるだろうか！？と、嬉しさ半分、めちゃくちゃ不安にもなります。

親切心が後々とても困ったことになります

実はそんな不安なことより厄介なことがあるんです。
友人知人だから高いお金をいただけないという心のブロックが出てきて、商品代金をいくらいただこうか悩みに悩みます。

私も起業当時はありました。
最初は自分の仕事を宣伝しないと！とお友達やママ友に商品をあげてしまったり、知り合いからはお金を取れないと、ほぼ原価で販売してしまったり・・・
造花のメリットがわからない人にもあげてしまい、造花の良さも伝わらなかったこともあり、何をしているのかわからなくなることもしばしばでした。

もちろん最初のうちは宣伝ですし、割引きしてあげたり、お試しで差し上げたりは良いと思います。（ちゃんと意図を持つこと）
でもこれが後々に困ったことになりかねません。

最初に安くしてしまうと、次に定価で買ってもらいにくくなるのです。それはそうですよね、安く買えたものが次回値上がりしていたら、お客さんもちょっと買いづらくなります。そしてそれがずーっと続き、毎回割引をしないといけなくなります。もちろんお客様はそんなことは要望してこられません。ちゃんとお支払いしていただける方がほとんどです。売る側の私たちが勝手に思っているだけなのです。

でも初期にご購入くださる友人知人の方は、本当に有難い存在です。その後もずっと気に入ってくださり、ことあるごとにご用命いただいたりします。
当店のお客様も初期のお客様はほぼリピートしてくださっています(^^)

そんなお客様とも良好な関係を築くために、後々自分がしんどくなるような値引きなどは最初からせず、違う形のサービスを考えてみてはいかがでしょうか？

初回購入特典で割引チケットや、お花ボリュームアップサービスなど期間限定のサービスをお付けするといいかもですね(^^)

では今日も良い１日をお過ごしください。